J君は、いろいろな図書館で毎週1回行われているAfter School Program2か所に参加していて、その中に、Poetry(詩)をテーマにしたプログラムがあります。トロントのアーティストの方が教えてくださるプログラムなのですが、勉強するというよりも、遊びの中で詩を作ったり、読んだりするものです。毎週、異なった課題が用意されているのですが、いつもびっくりするというか、「こういう勉強の仕方があるんだ」と感心してしまいます。

初回は、コラージュで自分の雑誌を作るという課題で、いろいろな雑誌から写真や言葉や文章を切り抜き、組合せ、自分の雑誌を作るというものでした。J君の雑誌は、動物についてだったのですが、なんとなく言葉がつながっていたのに、びっくりしました。J君自身も写真と言葉を組み合わせるのが楽しく、本ができあがったのが嬉しかったようです。

別の日は、屋外で大縄跳びをするという課題だったのですが、詩を歌い、詩に合わせて跳ぶというものでした。詩の韻の合わせが、なんとなく理解できたようで、家に帰っても歌っておりました。

Poetryは本で読むものだと思っていたのですが、作ったり、口ずさんだりすることから、アプローチする方法もあるんですね。私もJ君と一緒に、もっともっと勉強して、いろいろな方から様々な学習方法を学びたいと思います。