私達の住んでいる地域の図書館やスーパ―などで配布されている「City Parent」というフリーペーパーが好きで、毎号欠かさず読んでいます。3月号のtween(8歳から12歳)の子供を持つ親向けに、「Building empathy in an online world」という記事があり、とても興味深い内容でした。(デジタル版をこちらで読めます)
ゲーム、インターネット、Youtube、そのほかいろいろなソーシャルメディアに関して、子供への悪影響を心配する記事はよく見受けられますが、Empathy(共感すること)を育てるのにOnlineはいい場所であるということが書かれています。ちなみに、この記事を読んだとき、私はEmpathyとSympathyの違いがよく分からなく、インターネットで調べたのですが、いろいろな方が説明されていて、それらの記事を読むのも面白かったです。
Empathyは長い時間かけて育っていく(或いは育てていく)力(能力)であり、この力は生きていく中で(オンライン・オフライン両方で)とても重要なものであることを記事では述べられています。記事を読んで、またSympathyとの違いを調べていると、ぼんやりとではありますが、EmpathyとSympathyの違いが見えてきた気がしました。
早速、オンラインのリソースを使ってJ君と一緒にEmpathyについて考えてみようと思いまして、記事内で紹介されているサイトを確認しましたところ、どれも思っていたよりも活発に活動されていることに驚きました。今はどれから始めようか検討しているところです。
「尊敬の念をもって他人に接する」「子供に文句をいう時も、相手への理解を示しながら行う」「オンラインであれ、オフラインであれ、親切や善意に対して感謝の気持ちを忘れない。」という言葉は、ごくごく当たり前のことですが、大人だけでなく子供に対しても示していくことが必要で、そしてまた子供に教え続けていくべきことであるということを改めて認識しました。