以前のブログにも書きましたが、Canadian Museum for Human Rights で提供されているClassroom Activities / Canadian Museum for Human Rights を参考にして、以下のようなステップで「子供の権利」について一緒に考えました。
- シンデレラのお話しの冒頭部分を私が読む
- I Have the Rights to Be a Child の絵本をJ君が読む。
- 絵本に書かれている権利を二人でひとつづつ確認し、シンデレラが権利が行使されていないことを知る。
馴染みのあるお話しから始めた方が進めやすいかなと思って、シンデレラを選びました。I Have the Rights to Be a Child は以前にも紹介しましたが、意外にもJ君が気に入ってくれたので、このステップもスムーズに進められました。
絵本に書かれている権利をシンデレラが持っているかどうかについては、「持っている」「持っていない」の判断にとどまってしまい、話し合うというところまで持っていけませんでした。検討が必要ですね。自分でもう一度考えて、J君ともう一回、子供の権利について話し合う時間を作ろうと思います。
「話し合う」「考える」というのが一番大切なステップなのに、しっかり考えられてない自分を知り、反省しました。受験のために勉強してきたような私とって、テキストブックがない課題を進めることは、何からどう進めていいか分からないので難しいですね。学校ではみんなで一緒にビデオを見たり、記事を読んだり、外部の方のお話しを聞いたりしているうちに、自然と話し合える場を作るって感じなんでしょうね。話し合うきっかけというか、糸口を見つけられると、きっと考えやすくなるんだろうなって思っています。
こういうふうに考える機会というか、時間をもらえるのも、ホームスクールだからだなって改めて思います。
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