触感の簡単な実験を幾つかした後に、図書館で借りて来た本を持ってきて「この実験をやりたい!。」というので、急遽予定を変更し、味覚の実験をしました。
いろんな塩や砂糖を溶かした水やレモン水などを、綿棒で舌のいろんな場所に擦り付けて、どこで味覚を感じるかを調べるという実験です。
記録しているうちに、「旨み」という日本語が出てきまして、「あれ?」っと思い、実験が記載されている本を読みましたところ、
Umami is a Japanese word for a really savoury flavour, and it has only recently been discovered that it’s a basic taste.
と書かれてあり、「そうだったんだあ。」と。「(旨みは)ママ知らなかったよ。」というと、旨みが分かる部分を息子が説明してくれました。
息子が先導して行った理科の実験で、私も新しいことを学びました。これから、こういうことがもっと出てくるんでしょうね。今回使用した本は図書館で借りて来たものですが、息子にはとても興味深い内容のようでして、本の中で紹介されていることをいろいろやりたがり、見ていて楽しいです。
What makes your body work? Gill Arbuthnott著
文字量はそれなりにあるのですが、イラストや写真をたくさん配置していて、読み進めやすい本でした。臓器や血管、骨、脳などの組織をイラストで説明しているのですが、そのシンプルさがGrade 3にはちょうどいいと思います。各章に「TRY IT YOURSELF」という、簡単な実験を促す項目があります。文章を読んでいるうちに、この実験への動機づけができるようになっているところが、この本のよいところだと思います。
息子がこの本を読んでから、体についていろいろ興味を持ち始めたようで、「脈をはかりたい。」とか「深部腱反射をしたい」とか言います。当分はホームスクールでこの本を使用しようと思っています。