J君のホームスクールで、メインで使用した、或いは現在使っている教材をご紹介します。

算数はJ君の苦手な科目です。最初は従兄弟が使っていた市販の問題集を使っていたのですが、途中で投げ出したり、解けないと不機嫌になって泣き出したりしていました。

それで、e-Learningの教材であれば、少しは取り掛かりやすいのではと思い、トライアル期間があった、このAdapted Mindを試しに使ってみました。かわいいキャラクターが正解すると反応してくれたり、進捗状況に応じてバッジがもらえたりと、子供のやる気をあげれるような配慮がされています。また、間違った際のビデオ説明や補習用のペーパーもあるので、教える側としても助かっています。課題につまって、他の教材で勉強する必要がある時は、休会制度もあり(休会期間を選べて、その間費用の負担はありません)、利用しやすいサイトだと思います。

J君は、Grade 1から始め、Grade 3までこのサイトを利用しました。Grade 3で別の教材に切り替えた理由については、こちら

理科に興味を持ってもらうために、まずはカラフルで、写真や図が豊富な教材をと思い、これを選びました。Investigationという実験の項目が各章に設けられていて、実験をしながら進めていくところが、子供には楽しいみたいです。

課題は実験もあり、器具や道具を用意する必要があります(補助教材、参考資料のページで紹介しています)ので、学習を進める前に、一度私が内容を読んで、必要なものを揃えて、それからJ君と学習という順序で進めています。課題の説明文の中で「クラスの友達と。。。」とか「学校内で。。」のような言葉が散見されますので、学校での使用を念頭においたテキストブックではあると思いますが、課題そのものは家庭でもできる内容になっていると感じています。

J君は、Grade 2から使い始めています。当面はこの教材を使う予定です。

この教材は、Science同様、(いろいろな国の)写真が多く掲載されていることと、Workbookで地図に土地名を記入したりなど、作業をしながら学べます。白地図とか、地理用の教材を用意するのは結構大変なので、Workbookがあるのは嬉しいです。

J君はGrade 2から使い始め、とても気に入っていて、Geographyの学習を好んでするようになりました。

テキストブックのActivitiesとWorkbookに従って課題を進めるのが、とても楽しいようです。Workbookの課題では、インターネットや地図を使いましょうという課題がもあり、問題に答えるだけでなく、調べてまとめるという作業もあります。

J君はWritingが大嫌いでして、以前は別の教材でやっていたのですが、なかなか進みませんでした。教材を変えてみたら少しは興味を持ってくれるかもしれないと思い、Webでこの教材を見つけて、現在やっています。

ブログの記事:

writing(作文)のアウトプットを変えてみました

writing(作文)とは何か考えています

Grade 2では、文章の組み立て方、手紙の書き方などテーマが章ごとにあり、かなり自由に書かせる教材になっています。J君には、文章を作るとっかかりを見つけるのが難しいようで、各ページをコピーして、私も同じテーマで作文をするという方法で進めています。

J君は、Grade 2から使い始めていますが、中盤あたりから、書く内容が似通ってきたり、シンプルな文章しか書けなかったりしましたので、設問はこのテキストを使用しながら、アウトプットはLibreoffice Documentで行うという方法で進めています。(詳細はこちらのブログに記載しております。)

  • Reading(国語)

Gifted & Talented Reading

本の在庫処分市で見つけて、価格が安かったのと、わかりやすそうだったので購入しました。(4-5年前に発行された本のようです) 内容自体は悪くないのですが、量が少なく、2-3ヵ月もあれば終わってしまいます。

残念なことに、このGifted & Talentedシリーズの問題は、別の出版社が発行する本にも提供されておりまして、購入する際は注意が必要です。

Skill Builders Reading Comprehension Grade 3

上記のテキストブックの後に、このテキストブックを使用しました。文章自体は読みやすいものばかりですので、レベルアップを狙っての使用には物足りないかもしれません。文章量、問題量ともに少なく感じますが、伝記や観察記、フィクションと幅広く文章が用意されており、また、それに対する質問も、文章を順序立てて理解しているかというものから、要旨をまとめるものまであり、息子の苦手な部分がよく分かりました。

J君は、このテキストブックをGrade 3から使用し始めました。上記で紹介しましたFlash Kids Writing Skillsが合うお子様には、このテキストブックも合うのではないかと思います。各ページの最初に学習する事柄が、分かりやすく書かれておりまして、その下に問題が提示されています。問題の難易度は、低めです。

各課題の問題の分量が物足りない感じもしますので、(特に、理解が十分できていないと感じる場合は)補助教材(ペーパーなど)で補う必要があると思います。

こちらのサイトでは、無料でサンプルをダウンロードできますので、ご購入前に試されてみてはいかがでしょうか。

  • French(フランス語)

Forvo.com

フランス語の単語の発音をいつもこちらのサイトで確認しています。アプリは有料ですが、ウェブは無料で利用できます。最初は、ウェブの方が使いやすいと思いますが、慣れてくるとアプリも使いやすいです。複数の方が発音を投稿していますので、掲載されている発音を一通り聞いています。そうすると、J君も頭に残るようです。

Duolingo

外国語の学習サイトです。学校用のプログラムもあります。文法と単語を学ぶスタイルです。無料ではありますが、大変丁寧に作られていると感じました。操作も簡単で、子供に操作をしてもらいながら、親子で一緒に勉強しています。

Babbel

外国語の学習サイトです。挨拶などの日常会話の修得に力点をおいているなと感じました。無料でトライアルができます。J君がトライアルをしましたところ、気に入りましたので、メンバーになりました。料金も4種類(毎月、3か月、6か月、12か月)から選択でき、自動更新のON/OFFも自分のアカウントで設定でき、そういう配慮も安心できて嬉しかったです。ひとつの課題を、何度も復習するように問題が設定されている点が、私は気に入っています。

  • Music(音楽)

Teaching Little Fingers To Play

鍵盤、楽譜、音階をまずは知ってほしいと思い、この本を選びました。ブログはこちら。

曲作り

楽譜が少しづつ読めるようになってきました

他にもよい教材がたくさんあると思います。お薦めのテキストブックやe-learningのサイトなど教えていただけると嬉しいです。